バックカントリースキーの装備をざっと紹介
スキー板やビンディング、シール、ブーツなど専用のものを使います。ストックも伸び縮みするものが便利です。俺は全てゲレンデ用のでバックカントリーやってるぜ~って人は頑張って続けてください(笑)。
バックカントリーは手ぶらってわけにはいきませんわね。いろんな荷物を入れるザックも当然用意しとかないと。で、そのザックに入れる荷物として、飲み物やおやつ、レスキュー用品、ウェア類、その他小物もたくさん。場合によってはアイゼンやピッケルも。
スキー板
最近になって極太化は落ち着いてきたかな…?昔は細い板で頑張ってたんですけどね。今では太板&ロッカー形状が当たり前になって、下手なワタクシでも新雪を滑れるようになってきました。新雪だけでなく、悪雪を滑るのにも有利ですね。圧雪されたゲレンデなんかは苦手。したがって、アイスバーンや春の堅い雪には不向きです。なので、厳冬期用の幅広ロッカー板と、春先のやや細めの板の2種類、またはそれ以上あるのが理想的ですな。
ビンディング
数年前からテックビンディングが主流となってきました。TLTってやつです。なにしろ軽い!軽さがメリットの一つだったテレマークスキーですが、もう見る影もありませんね…。出たばかりの頃は故障がおおかったり、履きにくかったりがあったけど、年々改良されてきているようです。従来型のビンディングを使う選択肢はもうないです。
テレマークのビンディングは75㎜の従来型が今なお主流?だんだんとNTNなどの新規格のものを履いてる人が増えてきたような…。ますますテレマークのアルペンかが進みます。逆行して細板&革靴もやや人気復活の気配?
シール(クライミングスキン)
シールはスキー板の裏に貼り付けて、雪の斜面を登っていく優れものなアイテム。クライミングスキンとも言います。前には滑るけど、後ろには止まるという毛並み。このシールがないとバックカントリーは成立しないといっても過言ではないのでは?
ストック(ポール)
伸縮式で深い雪でも埋まりにくい大きなリングがあればOK。ブラックダイヤモンドなどからたくさん種類が出てます。軽いほど振りが良いようですが、スキーが下手なワタクシには実感できないかな…。ただ、軽いほど値段が高い傾向。
スキーブーツ
テックビンディング対応のブーツが必要です。ゲレンデブーツとの違いは、滑るだけではなく登る、歩く、軽快なことが求められます。そんな中でも滑り重視からツアー重視までランクがありますね。自分のスタイルに合うブーツを是非!
ザック
板が装着できれば何でもいいわい!…なのですが、バックカントリー用のザックが各メーカーから発売されています。バックカントリーツアーは特殊な装備が多いので、それらを機能的に収納できるよう工夫されています。スキー板はもちろん、スコップやプローブなどゲテモノが多いですのでね。
レスキュー用品
バックカントリー装備の三種の神器といわれてるやつ。ビーコン、スコップ、プローブ。これらがなくてもバックカントリーはできるけど、もしも雪崩に埋まったらなす術ナシ。もしもの時のための保険的な装備です。
アイゼン&ピッケル
アイスバーンは時々出くわすので、アイゼンは必要です。持って行くかどうかは、行き先やコンディションによりけりです。ピッケルは厳しいところに行く時くらいかな~。アイゼンはクロモリ製だと重いので、ザックに入れとくのも億劫。最近は軽くなったから苦にならないです。強度は落ちますけど。雪の上で使うには大丈夫かなと。
その他
地図、コンパス、GPS。最近はスマホの地図アプリが充実してるから、持って行っても使うことないです。でも、何があるかわからないので、一応というか、必ず用意はしましょう。あとはリペア用品、ヘッドランプ、無線、ツエルト、などなど。その他にもゴチャゴチャあるけど、ここでは割愛。