バックカントリー 実践編

バックカントリー実践編

バックカントリーツアーに出る前の下調べ
バックカントリーツアーで初めてのエリアに行く際、どんな下調べの仕方をすればいいんでしょうか。現在は少し前に比べて情報が満ち溢れています。ガイドブック、ネットの情報、SNSの最新情報をうまく自分なりに加工して、有益な情報に置き換えるかも実力の1つかな。

どうやってBCデビューしましょうか…

ウェアは買った!道具もそろった!いざ、バックカントリーへ!

BCやってる知り合いとかいればいいけど、そう都合よくやってる人はいない。山岳会に入るのも手だけど、ちょっと敷居が高くて…。ネットの情報だけで一人で始めるのは難しいですよね。そこで、ガイドツアーに白羽の矢が立ちます。お金さえ払えば連れて行ってくれますから!ま、一定レベルの体力や技術は要るでしょうけど。

ガイドツアーに参加しながら実力を付ける。また友達をみつける。山岳会の見学をしてみるとか。バックカントリーが盛んな山岳会なら、思い切って高い敷居をまたぐ価値があるかもです。スキルの高い固定された仲間と行動するのはメリット大きいです。訓練等も充実してるだろうし。

単独行動は否定しませんが、やっぱり何かあった時にねぇ…。雪崩に埋まるとお手上げだし、もし骨折したとしてそこが圏外だったら連絡不能。仲間がいれば救助要請に走ってくれます。

たかが登り、されど登り

『メインは滑り』なのはわかりますが、避けて通れないのが『登り』。まあ、一歩も登らずに滑れるコースもあるにはあるけど、そればっかりではねぇ…。バックカントリーとは言えない感じ。リフトを使わないツアーだと、登る時間は滑る時間の何倍もかかっちゃいます。せっかくだから登りも楽しまないと損ですよ。

基本的にはスキー板の裏にシールを張り付け、ビンディングをツアーモードにして登ります。ツボ足だと腹まで埋まるような深雪でも、スキーを履いてればヒザ程度で済んじゃいます。しかも、2人目以降は楽チン。この機動力を生かして、雪山の登りを楽しみましょう。

お待ちかねの滑り

昔は冬山登山→山スキー。今はゲレンデスキー→バックカントリー。山スキーとバックカントリーは基本的には同じかな。ニュアンス的にちょっと違うところもありそうだけど。昔は登山から入ったスキーヤーが多く、滑ることより登る方が得意な人の割合が多かったです。今はゲレンデ滑り倒してバックカントリーに出たような人が多くて、滑るのが上手い人が多いです。道具としても幅広&ロッカー板で滑るの楽になりました。

そうは言っても、バックカントリーは自然そのもの。いろんな危険が潜んでいます。代表的なのが雪崩。ついつい雪崩に目がいきがちだけど、他にも危険はたくさん。立木に衝突、転落・滑落、穴に落ちる、雪に埋まる、川に落ちる、道に迷く…などなど。滑りを楽しむばかりじゃなくて、常に危険を意識しながら楽しみましょうね。

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