バックカントリースキーのウェア

おおまかにバックカントリーのウェアをご紹介

スキー場は寒さ対策中心でウェアを考えますが、バックカントリーでは寒さだけではなく、暑さも考えなくてはいけません。無風快晴の登りではマイナス10度だったとしても汗かきます。逆にプラス10度でも風雨となれば寒いです。バックカントリーでは多種多様な条件に対応できるウェアで臨まなくてはいけないのです。

アウタージャケット

モコモコしたスキーウェアはバックカントリーには向きません。クソ暑い時に困ります。脱いでもかさばるから、ザックに収まらなかったり…。バックカントリーではゴアテックスなどの防水透湿の素材のジャケットを選びましょう。できれば一枚生地か、あっても薄い裏地のもの。暑い時は脱げて、畳めば無理なくザックに収まるもの。防寒はアウタージャケットの下、中間着で調節するようにします。

オーバーパンツ

基本的にはジャケットと同じ。ただ、パンツは暑くても脱がないです。上半身ほど暑さ寒さに敏感じゃないので、行動中に温度調節はあまりしないかな。ジッパーを開けて換気する程度。換気性能が良いものがおススメです。両サイドフルジッパーなら最高。

あと、ポケットが多くて機能的なのがいいですね。地図、コンパス、GPS、スマホ、デジカメ…等々、ポケットに入れたいものはたくさんあります。ジャケットを着ない時のために、オーバーパンツにポッケがたくさんあると便利です。

また、パンツはジャケットに比べると使用状況が過酷になることが多いです。ジャケットと違ってずっと着用してますからね。転んだりもしたり。なので、個人的にはパンツは安物を使っています。デザイン性もジャケットほどないですしね。

中間着

下着とアウタージャケットはほぼ固定です。その日の季節、気温や天気によって中間着は変えます。素材としてはフリース、薄いダウン、ソフトシェルが主流かな。オーバーパパンツの下にはタイツ履いてる人が多いのかな?ワタクシは古い人間なので、山シャツとフリースで耐えてます。

下着(アンダーウェア)

下着は化繊が基本です。綿はNG。ま、常識か。バックカントリーでは汗かきますので、綿の素材だと濡れちゃいます。濡れた状態で冷えたら寒いです。場合によっては低体温症の原因にも。お手軽なバックカントリー程度でも、もしものことがあるので、ウェアは手を抜かない方がいいですよ。

帽子、手袋

防寒としてみた場合、頭は髪の毛があるので帽子なしでもあまり寒くないので、やっぱり耳が重要になってきます。帽子の形状によっては耳がはみ出るものがあります。購入の際には試着して耳の収まりを確認することを勧めます。前にカモシカのガラクタ市で安かった帽子買ったけど、すぐ耳がはみ出てしまうんですよね~。すぐお払い箱に。

手袋はないと無理。ゲレンデスキーでも無理ですもんね。厳冬期は保温性のあるものを。登る時は意外と暑いので、少し薄手の手袋も。また、細かい作業をする時ように、超薄手の手袋もあると便利です。風で飛ばされたりなどアクシデントもあるので、替えの手袋はザックに入れておきましょう!

ヘルメット、ゴーグル

あえて書くようなことではないけど、ヘルメットは転倒した時などに頭を守ります。また、藪の中を滑る際、安心して突っ込めます(笑)。ほちろん保温の役割もあります。ヘルメットはワタクシが購入する際、同じサイズでも個体差がありました。実店舗で試着する方がいいと思います。外側は同じでも、内張りに差があるのかな。

ゴーグルもわざわざ書くまでもないけど、パウダー滑る時はゴーグルでないとね。サングラスだと一瞬で雪まみれで視界なしに。また、ヘルメットと同様に藪に突っ込む際に心強いです。登りはサングラスで!ゴーグルは暑いです!

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