バックカントリーの道具を一式揃えたら価格はいかほどに?

バックカントリースキー一式揃えると金額はいかほどに?

バックカントリーを始めようと思った時に、いろいろと考えることは多いと思います。どうやって始めればいいのか…?とか、体力やスキーの技術はどの程度必要なのか…などなど。

そんな中でも切実なのは、道具やウェアを買わなきゃいけないこと。バックカントリーの初期投資は高いです!フトコロに余裕のある人ならいいけど、一式そろえるとなると、数十万は確保しておかないと…。ボーナス丸々つぎ込む勢いで。清水の舞台から飛び降りるくらいの覚悟が必要です。大げさか…

おおまかに初期投資を試算してみます

それぞれの道具の値段はピンキリですが、ワタクシが想像する常識的な範囲で上限と下限を決めました。下限は掘り出し物や型落ち品を探すことも含みます。上限は無限かもしれませんが、一応一般的なところで…

基本的なスキー道具

バックカントリーをやるとなると、必ず買っておかないといけない道具。スキー板を借りるのもねぇ~。ただ、板とザックは種類が多く考えた方とかあって難しい…

  • スキー板 30000円~120000円
  • ビンディング 40000円~80000円
  • スキーブーツ 50000円~100000円
  • シール 15000円~25000円
  • ストック 10000円~20000円
  • ザック 10000円~35000円

  小計 155000円~380000円

レスキュー用品

三種の神器とは言われてるけど、昔は持ってなかったもんな~。でも今は持たずに山に入ることで非難される雰囲気があるからな~。一気に買ってしまうってもんでしょうね。車買った時にナビも買うようなイメージで。

  • ビーコン 30000円~60000円
  • スコップ 5000円~10000円
  • ゾンデ棒 5000円~10000円

  小計 40000円~80000円

雪崩ビーコン 2020年シーズン最新10機種をリストアップ!
バックカントリーの必需品とか三種の神器のひとつに数えられている雪崩ビーコン。そのわりに使うことは滅多にありません。出番は雪崩に遭った時だけですからね…。保険のような装備であります雪崩ビーコン、2020年シーズンの最新10機種をリストアップしてみました。

登攀用品

アイゼンはたまに使いますけど、ピッケルは年に1度あるかないか。ここらへんのギアは様子見ながらでいいんじゃないかと…

  • アイゼン 15000円~25000円
  • ピッケル 10000円~20000円

  小計 25000円~45000円

基本的なウェア

カッパから高級海外ブランドまでピンキリの世界。最低限の機能性は求めるとしても、ウェアはファッションの領域になると思われます。

  • アウタージャケット 20000円~80000円
  • オーバーパンツ 20000円~60000円

  小計 40000円~140000円

  合計 260000円~645000円

安く抑えて26万円、金にいとめを付けなければ64万円と出ました!ちょっと開きがあって参考にならないですかね…。

ワタクシ自身が一式買うとしたら

そこで、ワタクシ自身が買うとした場合の見積もりを立ててみますと…。

  • スキー板 70000円
  • ビンディング 50000円
  • スキーブーツ 80000円
  • シール 25000円
  • ストック 15000円
  • ザック 20000円
  • ビーコン 45000円
  • ゾンデ棒 10000円
  • スコップ 8000円
  • アイゼン 20000円
  • ピッケル 15000円
  • ジャケット 30000円
  • オーバーパンツ 25000円

  合計 413000円

ちょうど中間くらいになりました。ワタクシの志向としましては、あまりお金はかけたくないけど、必要以上にケチらない。ケチって失敗したこと数知れず…汗。ウェアは最低限で…の考え方です。

買い物に失敗や後悔は付き物。とくに最初の買い物は失敗しがち。詳しい人に聞いて買ったとしても、志向が違えば買うものも変わってきますからね。

あとは、最初からすべて揃えなくてもバックカントリーは始められます。ピッケルは必要ないところに行けばいいし、アイゼンも普通は使わないことの方が多いです。雪崩レスキュー関係はレンタルもあるのかな?ガイドツアーに参加すれば、道具も見れるし、話も聞けるかと。

ここに紹介した物の他にも必要となってくる道具はたくさんあると思います。確実に万単位の出費になるんじゃないでしょうか。

それでは、みなさま良いお買い物を!

コメント

タイトルとURLをコピーしました